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第4号 2007年8月10日 平野武文税理士事務所 発行 |
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(知らなきゃ損が税務情報) |
地震保険料控除の創設 最近、新潟中越での二度にわたる地震や福岡西方沖地震など、大きな被害を伴う地震の発生が相次いでいます。 平成18年度の税制改正では、地震災害による損失への備えに対して、国民の自助努力を支援する目的で地震保険控除が創設されました。 対象となるのは地震保険契約に係る地震等相当部分に限定されますが、該当すればその支払い保険料の全額が所得控除の対象とされることになっています。 また従来からある損害保険料控除であれば最高でも所得税で15,000円ですが、今度の地震保険料控除においては最高50,000円の控除が所得税で受けられます(住民税25,000円)。 適用時期としては、平成19年分以後の所得税となっています。 具体的には、次により計算した金額が控除額となります。
今回の地震保険控除の導入は、一向に加入率が上がらない地震保険の加入を促進させる意味もあるようです。 加入率は火災保険全体の2割ほどだということで、住宅ローンを組んだ場合に、これからは地震保険の付帯も必須になる時代が来るかもしれません。 |
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越境汚染 最近、空がかすんでいることが多いと思うのは恐らく筆者だけはないと思います。真夏だというのに、スッキリした青空になかなかお目にかかれません。このかすみの原因は何なのでしょうか。 今年4月に福岡県北九州市で光化学スモッグ注意報が発令されました。(1970年代の日本では、高度成長期のあおりを受け猛威を振るっていましたが、1980年代以降は工場の大気汚染物質の排出の規制が進み、最近ではあまり聞かなくなっていました。) 原因は中国の工場地帯だといわれています。しかしその後の注意報等の発令はないので、若干の影響はあるとしても、光化学スモッグによるかすみではないようです。 |
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(テリマカシとはインドネシア語で「ありがとう」という意味です。) |
メタボリックシンドローム 近頃、テレビや雑誌などで、『メタボリックシンドローム』なる言葉を、頻繁に見聞きします。 お腹がでっぷりとした人たちが出てくるのがそうです。比較的新しい概念で、以前は「内臓肥満症候群」などと言われていました。 「メタボリック」とは代謝異常のことであり、「シンドローム(=Syndrome=症候群)」とは、一群の多彩な症候で形成されるまとまった病態のことです。○○症候群、××症候群などと、接尾語として使われています。 |
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「入会金等の経理処理」(ゴルフクラブ・レジャー施設) ○ゴルフクラブの入会金の取扱い 法人会員として支出する入会金は、名義書換料、手数料等の付随費用の全額を資産に計上します。 無記名の法人会員制度がないために名目上個人会員として入会し、入会金を法人が負担した場合も同じです。 ただし、記名式の法人会員で、名義人である特定の役員や使用人が業務とは関係なく利用している場合は、入会金相当額はその役員や使用人に対する給与(賞与)として取り扱われます。 ○レジャー施設等の入会金の取扱い 原則的にはゴルフクラブの入会金と同じ取扱いですが、会員として有効期間が定められており、かつ、その脱退に際して入金相当額の変換を受けられない契約のものについては、繰延資産として処理することができます。
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